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＝＝＝＝私の仲間 漫才 松鶴家光晴師、浮世亭夢若師＝＝＝＝ 温かい人情家金語楼 よき先輩アチャコ・エンタツ
漫才界から出た映画スター、ボクたちの先輩でいまもその支持を受けている、アチャコさんは身体のユーモアとともに楽屋での雑談もいちいちユーモラス、エンタツさんは頭で芸をするといわれるほど苦心してる人、こんな先輩をもったボクたちは幸せだと思う ［柳家金語楼さん］（落語家） 大へンな勉強家、酒もタバコもやらず、楽屋へ降りたらすぐ机に向つてなにか書いたり読んだり後輩の上達を唯一のたのしみにしてるような温かい人だ、ボクらのために台本も書いて指導してくれている ［石田一松氏］（芸能家） 吉本時代の大先輩で親しくしてもらってたが、代議士になったときはなにか間に層ができたような感じだった、やつばり芸人一松であつてほしい、これがボクたちの一松さんへの気持だナ ［桂文楽師］（落語家） 夢若にとっては女房との月下氷人、だからほめるというワケじゃないが、まことに温厚とく実な人芸人というより旦那さん、ゴ隠居さんといった感じで尊敬に足る内容をもってる ［笠置シヅ子さん］（歌手） この人も吉本時代からのつき合い、偉らくなつてしまったので会うヒマもなかつたが先だってＮＪＢの一周年で顔を合せて気兼ねなしに話し合えたのでうれしかつたエイ子ちゃん本位にいつまでもがんばつてる貞節さに・・・・・・・・（写真は光晴師（右）と夢若師） |
［横山エンタツさん、花菱アチャコさん］（映画俳優）