昔なつかしい手打式
　大阪歌舞伎座・花街とのキズナ復活

 

　一昨三日初日で開演した大阪歌舞伎座の大歌舞伎九月興行の二日目ヒルの部に南、新町、堀江のきれいどころが四百名ずらりと桟敷に並んで総見をした、芝居と花柳界を昔の姿にしようと、大谷松竹社長、南花街の坂口氏らの肝いりでこんど大阪二日目会が出来て、今日その発会式をかねて観劇会が催された、これにこたえ関西歌舞伎を代表して寿海が「頼朝の死」終演後扮装のままで、舞台から花街代表坂口氏、松尾千土地代表取締役と共に、シャン、シャン、シヤンと手をしめて、昔なつかしい手打式を行った

（写真（上）復活した手打式、右から寿海、坂口、松尾の三氏（下）は四百人のキレイドコロが総見