昭和５３年１月

當る午歳　寿初春大歌舞伎

お正月気分は歌舞伎座の初芝居から

新春２日初日　⇒　２６日

昼の部（十一時開演）

第一　ひらがな盛衰記　源太勘当

第二　川口松太郎原案、藤間勘十郎振付

春のことぶれ　　　　長唄囃子連中、常磐津連中

　　　　　竹の春駒（春駒）、梅の柱建（柱建）、

桜の花槍（花槍）、牡丹の勢（勢獅子）

第三　仮名手本忠臣蔵　九段目山科閑居

第四　藤間勘十郎振付　双面水照月　　　　常磐津連中、竹本連中

夜の部（四時三十分開演）

第一　藤間勘十郎振付　根元草摺引　　長唄囃子連中

第二　一条大蔵譚　桧垣、奥庭

第三　元禄忠臣蔵　御浜御殿

第四　夕霧・伊左衛門　廓文章　吉田屋　常磐津連中、竹本連中

御観劇料

　5,000円・4,000円・1,500円

歌舞伎座

主なる配役

■源太勘当

　　　　　梶原源太景李　　福助

梶原平次景高　　我當

腰元千鳥　　　　藤十郎

後室延寿　　　　延若

■春のことぶれ

　　　　　歌右衛門　　　　幸四郎

　　　　　勘三郎　　　　　仁左衛門

　　　　　　　他　幹部花形全員

■山科閑居

大星由良之助　　　勘三郎

　　　　妻お石　　　　　　芝翫

　　　　大星力弥　　　　　延若

娘小浪　　　　　　雀右衛門

加古川本蔵　　　　幸四郎

戸無瀬　　　　　　歌右衛門

■双面

法界坊の霊・野分姫の霊　延若

手代要助実は吉田松若　福助

　　　　娘おくみ　　勘九郎

女船頭おしづ　　我童

■草摺引

曽我五郎時致　吉右衛門

小林妹舞鶴　　松江

■一條大蔵譚

一條大蔵卿　　勘三郎

吉岡鬼次郎　　仁左衛門

同女房お京　　芝翫

常盤御前　　　歌右衛門

■御浜御殿

徳川綱豊卿　　幸四郎

富森助右衛門　吉右衛門

御祐筆江島　　田之助

中臈お喜世　　雀右衛門

■吉田屋

　　　　藤屋伊左衛門　仁左衛門

扇屋夕霧　　　芝翫