東京・銀座八丁目の銀座通りに、ミュージカルを専門に上演する中型の新しい劇場「博品館劇場」が九月一日にオープンすることになった。専属タレントに真帆志ぶき、演出にも幅広いスタッフを起用しており、異色の劇場になりそうだ。

　この新しい劇場は、合資会社「博品館」（伊藤巌社長）が銀座八丁目の建設中の女性向けファッションとレストランの十階建てビル「銀座博品館」の八階−十階につくられるもので、定員三百八十二人。紀伊国屋ホール（定員四百二十六人）、西武劇場（四百七十八人）よりやや小さめの劇場で、舞台は間口十ニ�b、高さ五�b、奥行き八�b。

　同社の発表によると、ファッション・ビルという性格を生かして女性志向型でデラックス・ムードの��女性劇場�≠ﾅ、上演作品はすべてミュージカルとする。

（写真）ミュージカル専門劇場ができろ博品舘ビルの完成予想図