（訃報）加賀山直三氏（かがやま・なおぞう、演劇評論家）二十六日午前一時三十五分、脳出血のため東京世田谷区深沢三の二十七の十二の自宅で死去、六十九歳。告別式は二十八日（時間未定）台東区東上野六の一七の三、法善寺で。喪主は長男悟（さとる）氏。

　山口県生まれ、慶応大文学部卒。松竹、ＮＨＫを経て戦後演劇評論をはじめる。六六年（昭和四十一年）に国立劇場入り、芸能制作室長、芸能調査室長を歴任、七六年（昭和五十一年）退任、著書に「歌舞伎の型」「歌舞伎の視角」などがある。